事故

千葉県八街市飲酒トラック児童5人死傷事故「運転手は事故前に酒を買い車の中で飲んでいた!」

 

千葉県八街市で飲酒トラックが児童5人を死傷させるという痛ましい事故が発生しました。そこでこの記事では事故についての詳細や、その背景について探っています

なお事故を起こしたトラック運転手の勤務先の情報も掲載していますが、いたずら電話などの迷惑行為は控えてください。

千葉県八街市飲酒トラック児童5人死傷事故の概要

2021年6月28日午後3時25分ごろ、千葉県八街市の市道で歩いて下校途中の小学生の列に、トラックが突っ込みました。警察や消防、市教委によると巻き込まれたのは、いずれも八街市立朝陽小学校に通う男女5人の児童です。

このうち2人が死亡し1人が意識不明の重体、残る2人も重症となりました。事故現場は見通しの良い直線道路で、トラックは道路脇の電柱に衝突したあと、そのまま児童の列に突っ込んでいます。

警察はトラックを運転していた同市内に住む梅沢洋容疑者(60)を逮捕しました。同事故についてはガードレールの不設置など、行政の手落ちもあったことから国民からも関心が高くなり、菅首相が事故現場を視察しています。

■事故現場を視察する菅首相

死傷事故現場はここ

死傷事故が起きた現場は「千葉県八街市八街は3ー235」付近です。通学路であるにも関わらず、一般道の上限である制限速度60km/hにされたままでした。この道路は幅も7mほどと狭いのですが、抜け道として利用されており、交通量が多く先を急ぐ車も珍しくなかったようです。

■千葉県八街市八街は3ー235

 

児童が通っていた小学校

5人の児童が通っていたのは、八街市立朝陽小学校です。通学する児童数は、特別支援学級も含めて、2020年度で417人となっています。

■八街市立朝陽小学校

・所在地:〒289-1107 千葉県八街市八街は19−2
・電 話:043-444-0147

被害を受けた児童について

今回の事故に巻き込まれた児童は小学3年生の谷井勇斗くんと、小学2年生の川染凱仁くん、8歳の女の子と7歳と6歳の男の子の5人です。このうち谷井勇斗くんと川染凱仁くんが死亡し、8歳の女の子が意識不明の重体、7歳と6歳の男の子が重傷を負っています。

■亡くなった川染凱仁くん

事故を起こした容疑者

事故を起こし警察に逮捕されたのは八街市内に住む梅沢洋容疑者(60)です。梅沢容疑者の母親はメディアの取材に対し、それほど酒は飲まないと話していますが、容疑者の知人らによれば車の中に箱買いをした酒類を置いていたという証言や、酒好きでよく飲んでいたという話も出ています。

このため飲酒運転が常習化していた可能性があります。また容疑者は家族でガソリンスタンドを営んでいましたが、それを廃業し母親は駄菓子屋を開き容疑者自身はトラック運転手になったという経緯があります。勤務先はどんな会社だったのでしょうか。

■梅沢洋容疑者

容疑者の勤務先

梅沢容疑者の勤務先は『南武株式会社』の子会社である『南武運送』です。同社は運送会社ですが、親会社である南部株式会社の資材運搬のみを請け負っており、そのため所有するトラックはすべて自家用の白ナンバーです。

事故を起こしたトラックも白ナンバーでした。事業用の緑ナンバーの場合は、就労前にアルコール検査が義務付けされていますが、白ナンバーの場合は免除されています。今回の事故の遠因かもしれません。

■南部株式会社 千葉工場

・所在地:〒289-1107 千葉県八街市八街は2−272
・電 話:043-443-7772

容疑者の供述

梅沢洋容疑者は逮捕された当初は、昼食時に酒を飲み事故現場では右に人影が見えたので、左に急ハンドルを切ったら電柱に衝突したと供述していました。しかし警察の捜査によると人が飛び出した形跡はなく、また急ハンドルを切った痕跡もないそうです。

また昼食時に酒を飲んだという供述から、コンビニで酒を購入し車内で飲んだと変えています。わざわざ酒を買い、あろうことか車内で飲むとは言語道断の話です。アルコール依存症かもしれません。

容疑者はどんな罪に問われるのか

梅沢洋容疑者は危険運転致死傷罪で既に送検されています。危険運転致死傷罪は、自動車の危険な運転によって人を死傷させた際に適用される犯罪類型で、法定刑は15年以下の懲役とされています。

今回の事故では2人が死亡し1人が重体、2人が重傷を負っています。法定刑の最も重い刑罰になる可能性が高いと言えるでしょう。しかしそれでも懲役15年です。梅沢容疑者は60歳ですから、満期まで刑務所にいたとしても、75歳すぎには出所することになります。

お子さんを奪われた親御さんの気持ちを考えると、やりきれない思いが残ります。

まとめ

千葉県八街市飲酒トラック児童5人死傷事故について見てきました。いろいろ調べるとこの事故は未然に防ぐことができたのではないかと思えます。小学校のPTAなどからは、何年も前からガードレールの設置や、速度規制を求める声が上がっていました。

また白ナンバーとはいえ、業務に使用する車を運転する前には、アルコール検査を義務付けるべきでしょう。これらの対策を施すだけで、男の子2人が亡くなることはなかったはずです。

 

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