元RIZINバンタム級王者のマネル・ケイプのUFCデビュー戦が決定しました。
RIZINのレベルを見る意味でも、マネル・ケイプのUFCデビュー戦は注目が集まっています。
では、早速詳細を見ていきましょう!
マネルケイプのUFC初戦はホジェリオ・ボントリン!

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マネル・ケイプは2019年大晦日に朝倉海を衝撃ノックアウトし、堀口恭司が返上したRIZINバンタム級王者になりました。
しかし、防衛線を1回も行わずに、UFCに電撃移籍をしてしまいました。
UFCではバンタム級では無く、フライ級を土俵にすることが決まっています。
UFCデビュー戦の相手に、元UFCバンタム級王者のガーブラントと挑発し合っていましたが、ガーブラントがバンタム級に留まる事となり実現はしませんでした。
ケイプのUFCデビューは、2020年8月16日に開催されるUFC252でメインがヘビー級タイトルマッチの、ミオシッチvsコーミエⅢの大会で行われます。
対戦相手は、UFCフライ級9位のホジェリオ・ボントリンになっています。
ボントリンは柔術黒幕のグラップラーで2020年6月時点で19戦16勝2敗で、3回のKOと11回の一本勝ちを誇っている強豪選手になります。
実は日本でも参戦経験があり、2016年にパンクラスで春日井寒天たけしに一本勝ち、2017年ではグランドスラムで田中路教に一本負けを喫しています。
ケイプはUFCデビュー戦でいきなりのランカーであり、苦手なグラップラーで中々厳しい対戦相手を当てられました。
佐々木憂流迦との対戦では一本負けをし寝技が苦手なイメージがありますが、あれから1年半が経っていますし、練習環境も変わっているのでどれだけ進化しているのかも注目ポイントとなります。
ここでいい勝ち方をするとRIZINの株も上がりますし、しっかり勝って欲しいですね。(笑)
UFCはデビュー戦の相手にランカーを当てる洗礼がある!
マネル・ケイプと同時期にUFCに移籍したプロハースカですが、両者とも対戦相手がランカーに決まっています。
プロハースカの相手は、オーズデミアでライトヘビー級7位となっています。
UFCは昔から他団体王者にとても厳しいと言われていて、まさに洗礼を浴びる事となります。
UFCは以前から、移籍してきた他団体王者のデビューの相手にランカーであり、ファイトスタイルが苦手そうな選手を当てるという他団体王者に厳しいマッチメイクをする傾向があります。
他団体王者を評価している証拠なのか、それとも他団体よりもUFCが上であることを誇示するためのマッチメイクなのか真意は定かではありません。
エディ・アルアレス

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過去には元ベラトールライト級王者のエディ・アルバレスがUFCデビュー戦の相手にランキング5位のドナルド・セラーニで結果は判定負けでした。
その後エディはメレンデスとペティスにスプリット判定勝利をし、ベラトールとUFCの両方で王者になった初めての選手になりました。
ベン・アスクレン

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元ベラトール王者で、元ONE王者のベン・アスクレンは2団体で王者になり18連勝無敗でUFCに移籍しています。
UFCデビュー戦の相手は、ウェルター級6位のロビー・ローラーで序盤にTKO負け寸前まで追い込まれるも1ラウンド終盤に一本勝ちし、その後はマスヴィダル、マイア相手に2連敗しています。
ジャスティン・ゲイジー

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元WSOFライト級王者のジャスティン・ゲイジーは17連勝無敗でUFCに参戦しています。
UFCデビュー戦の相手は、ライト級5位のマイケル・ジョンソンに2RTKO勝ちしました。
2020年5月9日にはファーガソンにTKO勝ちし、UFCライト級暫定王者になっています。
まとめ
このようにUFCは、他団体王者のUFCデビュー戦には、強い対戦相手を当てる傾向にあります。
それを乗り越え、エディーもゲイジーもUFC王者になったので、ケイプもプロハースカもRIZIN代表として結果を残して欲しいです。
プロハースカのライトヘビーの王者はジョン・ジョーンズなので、流石に王者は厳しそうですが、ケイプのフライ級なら王者も夢ではないのではないでしょうか。
UFCは世界一の格闘技団体という事を世に証明したいから他団体王者に強者を当てるのでしょうね。
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