アリスター・オーフレイムは、元DREAMヘビー級暫定王者、元K-1ヘビー級王者、元ストライクフォースヘビー級王者で数々の功績を残してきました。
彼はとんどもない肉体改造をしているが、それは果たしてストロイドのよるものだったのでしょうか?
今回はアリスター・オーフレイムのステロイド疑惑についてまとめていきます。
では、早速詳細を見ていきましょう。
アリスター・オーフレイムのドーピング疑惑を時系列で紹介

http://jp.ufc.com/
アリスターのステロイド疑惑について時系列で紹介していきます。
アリスターの体つきを見ていると、ステロイド使用しててもおかしくないような図体ですよね。
調査していると、アリスターに対して対戦相手からの苦言も目立ったので一緒に紹介していきます。
レミー・ボンヤスキーからステロイド疑惑の苦言(2008年)

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アリスターは、2002年からPRIDEに参戦し、当時の体重は90キロ台でヘビー級の中でも細身でした。
しかし、2008年のK-1参戦時から急激に異常なほどに筋肉が付き、体が大きくなっていたのです。
レミー・ボンヤスキーはアリスターに対し、
と、挑発しましそれに対して、
2007年からは本格的にヘビー級に転向したことによって減量苦から解放されたし、体重を気にせず筋力トレーニングに励むことが出来るようになったから一気に筋肉が付いただけだ。」
と、コメントしてます。
日本の格闘技団体ではドーピング検査はしておらず、この時ドーピングをしていたかどうかは定かではありません。
ただ、アリスターはストライクフォースの王者でありながら、ドーピング検査のあるアメリカでは2008年以降に試合をしていないという状況証拠があります。
エメリヤーエンコ・ヒョードルから試合拒否(2010年)

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2010年、ヒョードルに対戦を断られていることが明らかとなりました。
ヒョードルは、
戦いは正直でなければならない。」
と、アリスター戦を断った理由について言及しています。
不自然に体重が減量(2010年)
そして2010年5月に約3年ぶりにストライクフォースの試合に出ましたが、その時のドーピング検査はランダムで選ばれる方式だったので、アリスターは選ばれなかったのです。
しかしこの試合の1ヵ月前の試合では体重が121キロでしたが、1か月後のこの試合では体重が114キロと7キロも減っていました。
ヘビー級で減量の執拗がなかったのにも関わらず、1ヵ月で7キロも減らしたのは検査回避のためにステロイドを抜いていたという噂が立っています。
ブロック・レスナー戦での尿提出の遅延(2011年)

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その後、2011年にアリスターはUFCに参戦し初戦でブロック・レスナーと対戦しています。
アスレチックコミッションが抜き打ち検査で、両者に尿サンプルの提出を求めました。
レスナーは4日後に提出しています。(4日後も不自然ですが、、、(笑))
アリスターに関しては、尿を提出せずに飛行機でオランダに帰ってしまったのです。
それについてアリスターは、
母の看病のために飛行機に乗ってしまった。」
と、言い訳まがいな発言をしています。
最終的には、最初の抜き打ち検査から3週間近く経ってからの尿検査となり、検査結果は陰性でした。
ドーピング検査で陽性反応、出場停止処分(2012年)
2012年5月にジュニオール・ドス・サントスとの対戦が決まっていましたが、抜き打ちのドーピング検査で陽性反応が出ました。
アリスターの尿からは常人の14倍のテストステロンが検出されていますが、この数値はステロイドを大量に使った場合のみ到達できる桁違いの数値なのです。
これにより9か月間の出場停止処分となりました。
出場停止明けの体の退化(2013年)

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出場停止明けの2013年にアントニオ・シウバと対戦しましたが、筋肉はやや萎んでおり脂肪も付いていました。
レスナー戦とは別人のように鈍く、スタミナ切れも起こしKO負けしています。
この時のアリスターのテストステロンの値は異常に低く、ステロイド乱用による副作用で、テストステロンを分泌させる能力が損なわれてしまった事が推定されています。
静脈注射でステロイド隠蔽疑惑(2017年)

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2017年にはアリスターはマーク・ハントと対戦しています。
試合前にマークハントはドーピング野郎とは戦いたくないと主張しましたが、UFCから強制的に試合を組まれています。
結果は、アリスターがKO勝ちを喫しています。
試合後マークハントは、
そして膝をもろに喰らってしまった。
ただ1つ解せない事がある。
それはなぜ彼にだけ点滴静脈注射が認められていたかと言う点だ。
こういった特例が認められるなら、一体何のためにルールはあるんだ。
俺は彼が病気だったなんて信じていないし、あいつは嘘をついている。
嘘をついて静脈注射を打ったんだ。
彼がドーピング違反でえ捕まらない様に彼らは静脈注射を与えた。
あいつはうまく逃げ切った。
俺はいつだってお前の事をドーピング違反者だと思っている。」
と、コメントしています。
試合前日にアリスターは食中毒を起こし、特例で静脈注射が認められていました。
通常、静脈注射は禁止されていて、その理由は静脈注射は血液検査、尿検査の結果を隠蔽することが可能でまた禁止薬物を体内から証拠隠滅することが可能と言われているからです。
まとめ
過去、初代K-1が盛り上がっていた時期もドーピング疑惑と話題になっていましたが、エビデンスは無く分からないままでしたね。
アリスターのドーピング違反が明るみになったのは意外にも1回のみとなっていますが、怪しい行動はいくつも存在していました。
この記事をまとめると、、、
- アリスターがドーピング違反したのは2012年5月にジュニオール・ドス・サントス戦の尿検査で
- 素人目では無く、同じ格闘家から見てドーピング疑惑が浮上するぐらいなのでステロイドは常用している可能性が高い
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